辻堂東海岸一丁目は、神奈川県藤沢市の南部に位置し、東に引地川、南に辻堂海岸があり、JR辻堂駅から辻堂海岸に向かう通りはサーファー通りと称する通りが南北に走り、年間を通して観光客やサーファーが集う人気のエリアとなっています。
辻堂地域はかつては広大な砂丘地帯であり、江戸時代には幕府の砲術鍛錬場、近代では大日本帝国海軍の砲術演習場、戦後は在日米軍の演習場になっていました。その後、1959年に米軍から国に返還されてから、通勤圏としての宅地化政策により人口が増加しました。
現在では2016年に100周年を迎えた辻堂駅北口周辺の再開発や、大型ショッピングモールも複数誕生するなど、風光明媚な環境を残しつつ町の近代化が進められてきています。
こちらの版画は戦後間もない1940年代の辻堂海岸の風景を描いたと思われる貴重な作品と言えます。
■版画「辻堂の富士」(藤沢市藤澤浮世絵館提供)
作者:版画家 山岸主計(やまぎし・かずえ1891年~1984年)
長野県伊那市出身、読売新聞社で木版部長等を務めた後、文部省より欧米の版画についての調査を依頼され、欧米各国を歴訪して「世界百景」や日本の名所・風俗を作品化した「日本百景」など多くの木版作品を残しました。サンフランシスコ平和条約調印時には、当時の吉田茂首相の依頼でクリスマスカードを作成するなどの国際貢献にも努めました。戦後は藤沢に約36年間居住し、藤沢市美術家協会に所属して藤沢市の文化振興にも多大な貢献をされました。
昭和26年(1951年)航空写真(国土地理院提供)
平成30年(2018年)航空写真(Google提供)
会員世帯数 | 約630世帯 |
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班・組の構成 | 11班(班は更に41の組に分かれて活動しています) |
班長・組長の役割 | ・各班・各組内で班長・組長を持ち回りで選出し、地区と町内会のパイプ役を担って頂きます。(任期1年) ・藤沢市広報の配布、市や町内会のお知らせの回覧。 ・班長さんは毎月1回の定例会に、組長さんは年2回(5月・2月)の定例会に参加して頂きます。 |
町内会役員 | 24名。毎月第2土曜日に定例会議を実施。(東海岸市民の家にて) |
町内会の会費 | 1世帯当たり 月額150円(年額1,800円。毎年4月に徴収) 年度途中の入会は、3月までの月割りにて徴収させて頂きます。 |
町内会会則(2019年4月) | 町内会会則 自主防災部規程 専門部規程 |
日頃は町内会活動にご協力を賜わり、誠にありがとうございます。
東海岸1丁目は温暖で風光明媚な環境ですが、一方海岸から近距離であり南海トラフ巨大地震などの発生が危惧される昨今、日頃の十分な備えが必要となります。
自治体の対応力にも限度があるため、各町内会には防災や防犯などキメ細かい活動が期待されて来ております。また世帯の高齢化や単身世帯化も増えており、イザという時はご近所の皆様どうしで助け合っていくしかないのが現実です。
そのためには、日頃からご近所の方々と「顔見知り」になっておくことが一番の近道です。町内会では各種イベントを通じ、町内の皆様との楽しいふれあいの場作りを進めています。皆様のご入会を心よりお待ちしております。
生活環境部 | ・生活ごみの収集に関する情報のご案内。 ・自治体の指導ルールに沿った資源回収の推進。 |
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交通・防犯部 | ・安全な道路整備、防犯灯の設置・点検。 ・町内の防犯巡回パトロール。(毎月1回) |
文化部 | ・手芸講習会、茶話会などの企画・開催。 ・ご高齢者へのプレゼント作り等を通じた交流の推進。 |
レクリエーション部 | ・各種イベントを通じて、地域の人たちの交流を推進。 (地引網大会、夏祭り、体育レクリエーション大会など) |
広報部 | ・町内会ホームページの運用。町内会だよりの発行。 ・ホームページの運用に付随する業務効率化。その他、広報活動全般。 |
防災部 | ・防災講習会、防災訓練、各種防災知識のご案内。 ・ご高齢者など避難行動要支援者への支援体制作り。 ・自治体との連携による津波避難経路の推進。 ・町内会所有の防災備品・防災倉庫の整備と管理。 |